歌うように話す 寒い日の子供の遊びの定番でした みんなで背中を合わせて、押し合いへし合いしているうちに 体がポカポカ温まってきたものです ~おしくら饅頭押されて泣くな~ 昔の遊びは大勢で遊べて、歌がついているものが多いですね。 かごめかごめ、はないちもんめ、だるまさんがころんだ・・・ 遊びの中に歌... 続きをみる
一日一語のブログ記事
一日一語(ムラゴンブログ全体)-
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これぞ、プラス思考 仕合せ拍子とは。うまく幸せに巡り合うという意味です。 ~しゃんと手拍子口拍子。仕合せ拍子うちつれて。 顔もいきいきにこにこと~ (歌舞伎「ふたり夕霧」より) 仕合せ拍子の「拍子」は。もののはずみとか、調子という意味です。 そして、幸せと言う意味は、もともと、「仕合せ」と書いて、... 続きをみる
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今日は七草粥 若菜とは、春の七草の事です。 ~芹・なずな・御形・繁縷・仏座・菘・蘿蔔 これぞ七草 秋の七草は見て楽しむのに対して、春の七草は味わって楽しみものです。 一月七日に七草を食べる風習はご存じのとおりですが、実はその七草は、 その日の朝、摘んできたものを使っていました。 ~君がため 春の野... 続きをみる
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一膳のごはんから もとは、「椀飯振舞」と書いて、「おうばんぶるまい」といいました 「椀飯」とは、お椀に持ったご飯のことです。平安時代、宮中に参上した人々を お椀に山盛りのごはんでもてなしたことに由来するそうです。 白いご飯は、この占い御馳走だったのですね。 江戸時代には、お正月に親戚などを集めて催... 続きをみる
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ちいさな花に託した、たくさんの思い 元日草(がんじつそう)朔日草(ついたちそう)とも呼ばれます。 まさにお正月の花です。 南天と合わせて寄せ植えにされるのは、「難を転じて福となす」 という語呂合わせです。 人生には、「五福」といって、五つの服があるとされてきました。 長寿(寿命が長いこと) 富貴(... 続きをみる
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明日を迎えるために 「つごもり」は、「月隠」がなまったものだそうです。 旧暦では、新月の日が一日ですから、月の終わりは月が隠れてしまうという意味で 「つごもり」といいいました。 そして、一年の最期の日は「大つごもり」というわけです。 同じ字で「おおみそか」とも読みますが、「みそか」は「三十日」とい... 続きをみる
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来年へのこもごも 「交々」は、もともと「此も此も」だそうです。 これもこれも、かわるがわる、次々に・・そんな意味です 一年を振り返る時期です。 あなたの交々は、「あんあこともあった、こんなこともあった」ですか? それとも「ああすればよかった、こうすればよかった」ですか? 悲喜交々、さまざまな思い出... 続きをみる
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本命も義理も この人と思って、心をこめてお酒をつぐことを思い差しといいます。 その気持ちに対して、好意をもって差された杯を受けることは 「思い取り」です。 忘年会などで、たくさんの人が集まって、お酒を飲む季節になりました」 その中で、秘めやかな二人だけの以心伝心。胸がときめく、素敵な時です。 でも... 続きをみる
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月と地球を結ぶ点 冬の月は、ひときわ天高く輝いています 天心は、天の中心のこと。あたかも、月が、天の中心にいるようにみれるので こう呼ばれています。 もうひとつは、天心には、天の心という意味もあります。 冴えわたった空からの月の光は、やさしく見守ってくれる眼差しのようです。 冬の夜道も、真上からの... 続きをみる
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仲良きことは美しいかな おしどりという鳥のオスは「鴛」、メスは「鴦」と書きます。普通、「おしどり」を 漢字で書く時は「鴛鴦」と書きますから、字までつがい。さすがおしどりですね。 オスはひときわ美しく、その横にひとまわり小さくて地味なメスが、いつも寄り添う ようにして泳いでいます。大変仲がいいように... 続きをみる
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淡い思い出 12月の誕生色は、小雪が舞う季節の藍白色ということになっています 菫は早春に咲く花ですが、返り咲きすることが多く、12月に花を咲かせることも めずらしくないそうです。 かわいらしくうつみた花が、この季節に、遠慮がちに返り咲く姿はいじらしいですね。 「すみれ」の語源は、二説あって、まず、... 続きをみる
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厳しさを乗り越えて 11月の誕生日色は、秋の残照に映える紅葉の、燃えるような赤 「もみじ」は「揉み出ず」(もみいず)が変化したものだそうです。 色が、もみ出されるという意味です。 植物分類上では、すべて、カエデ科の植物で、モミジ科の植物と言うのは ないそうです。 夜の冷え込みが厳しくて、日中との寒... 続きをみる
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完成しない器作り ~大方は隅なし。待機は晩成す。大昔は声稀なり。大象は形無し 道は隠れて名無し~(老子) (大きな四角形は、角がないように見える。大きな器は、なかなか完成しない 大きな音は、その響きが聞き取れず、大きな形は、形としては見えない 全ての道は人間の認識を見えたところにあるのだ) 大変奥... 続きをみる
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今日から満ちていく 旧暦は新月から始まります。 そして一日明けると、暦より細い二日月が、夕方のほんの短い時間だけ 見られることを思います。 そして翌日の三日目の月が三日月です。弓なりの月は何でも三日月では ないのですね。 ほとんど月の姿を見ることができない新月から満月の十五夜へ 日に日に満ちていく... 続きをみる
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陰暦の10月、陽暦の11月に吹く西風のこと。 陰暦10月は「神無月」と呼ばれ、 諸国の神が出雲にでかけます この神を送る風という意味です。 冬の到来を予感させる冷たい風です。 ****************** 本日は寒かったですね。 急な気温の差に負けない、体調管理をお願いしますね(#^.^#)
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ひと時の雨 春時雨、夏時雨、秋時雨と言う言葉もありますが、単に時雨といえば、 冬の降ったりやんだりする通り雨のことをいいます。 風情のなる雨として、大変好まれてきたようです 蝉時雨、虫時雨、木の葉時雨、落葉時雨、 雪時雨・・・ それぞれひとしきり降りそそぐ時に使われます。 そして、涙の時にも・... 続きをみる
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夢に入る前の語らい 御伽とは、身分の高い人の寝床に入って、お相手をすることでした。 お相手と言ってもいろいろありますが・・。 そして、やがて、重要視されていったのが、お話のお相手でした。 戦国時代以降になると、御伽衆といわれる職ができます。これは、ほとんど男性です。 彼らは、諸国の情報を伝えたり、... 続きをみる
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天女の衣のように 天女の衣には縫い目がないのだそうです そのことから、技巧を凝らさなくても、そのままで完成されたような作品を 天衣無縫と呼ぶようになりました 天才的な芸術家の作品が、そうですね 麻雀にも、天衣無縫と言う役があるそうですね。配られたとき、 何もしなくても、そろっている手のことだそうで... 続きをみる
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きらりと光る一文字 金字塔の「金」の字、何かに似ていると思いませんか? 実は、中国語で、ピラミッドのことを金字塔というのだそうです そういえば、「金」という字のように、先がとがって、 左右対称になっていますね。 「永く後世に伝えられるような、不滅の業績 」 という意味でこの言葉を使いはじめたのは、... 続きをみる
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冬の使者の訪れ 秋の終わりから、冬の初めにかけて吹く強い風のことで 木を枯らしてしまう風という意味です また、「木嵐(こあらし)」が語源だという説もあります 「嵐」の語源は「荒し」。 「し」は風を意味する古語ですから、荒い風という意味です でも、中国では「嵐」という意味は、山にただよう気配のことで... 続きをみる
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枯れ際の華やかさ 尾花とは薄(すすき)のことです。 秋の七草のひとつにも、数えられ「美章」「真章」とも呼ばれました。 薄の語源は、すくすく生い立つことから、笹に通じる寸(き)(特別な 長さの供物)など、いろいろあります。 一方の「尾花」の語源は簡単。 動物の尾に似ているからです 薄は、日本の秋の風... 続きをみる
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天への捧げもの 柿は、収穫するとき、すべてとってしまわないで 木の先端のほうに少しだけ残しておく風習があります。 地方によって、残す数はひとつだけだったり、数個だったりするようですが 日本各地に残る風習のようです 理由も鳥にあげるため、未来の農作を祈め、神(自然)に捧げるためなど さまざまです 残... 続きをみる
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本当の自分を演じるとき 演劇や浄瑠璃では、役の性格や心の持ち方の事を「性根」といいます。 そして、性根の奥深いところまで汲み取って、じっくり表現する場が正念場 一番の見せ場です。 それに、仏教用語の「正念」が結びついてできたのが正念場だといわれます。 「正念」は、雑念を払い、真理を求める心をいつも... 続きをみる