日を数えていただけのころ



明治5年(1972年)の今日、太陽暦を採用することが発評されたそうです


そして、この年の12月3日が、明治6年1月1日になりました。


それまで使われていた暦は、月の手記を基本にする太陽暦に、季節との誤差が


出ないように閏月を入れたりして、工夫を加えていたもので、正確には


太陰太陽暦といいます。飛鳥時代に中国から伝わり、江戸時代には、日本人の手で


改暦されながら、使われてきたようです。


暦の語源は「日読み(かよみ)」。「読む」は、数えると言う意味です。


すっかりデジタル化され、数字とにらめっこすような毎日になってしまいましたが


昇る太陽をひとつひとつ数えていた時代もあったのですね


「日は昇り、また沈む」。単にそれだけの繰り返しなのに


どうしてこんなに忙しくなってしまったのでしょう。