鴛鴦夫婦(おしどりふうふ)
仲良きことは美しいかな
おしどりという鳥のオスは「鴛」、メスは「鴦」と書きます。普通、「おしどり」を
漢字で書く時は「鴛鴦」と書きますから、字までつがい。さすがおしどりですね。
オスはひときわ美しく、その横にひとまわり小さくて地味なメスが、いつも寄り添う
ようにして泳いでいます。大変仲がいいように見えるので鴛鴦夫婦と
よばれるようになったというわけです。
でも、実際の鴛鴦は、毎年相手を替えるようです。それもメスに選択権があるようです。
そんな実態を知らなかった方がよかったですか。でも、大丈夫。語源は
「愛し鳥」。愛し合う鳥という意味ですから、鴛鴦夫婦は、やっぱり仲のいい夫婦
なんです。
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