お年玉

お金じゃなかったのだけど



お年玉は、もともと年の賜物という意味だそうです。


神様にお供えしたお餅などを、お下がりとして分け与えたのが始まりだと言われます。


やがて、目上のものが目下のものへ、御餅やお供え以外の品物を、渡されるようになり、


いつのころからかお金に変わってしまったようです。


江戸時代には、良く扇が配られたということで、年玉扇ということも残っています。


今では、神様とも、お供えととも無縁のものになってしまいましたが、


お年玉という言葉には、「この年はじめて授かった大切な贈り物」という気持ちが


こもっているはずです。


その心は、子供たちに使えていきたいものですね。