2016年11月のブログ記事

  • 恋染紅葉 (こいそめもみじ)

    厳しさを乗り越えて 11月の誕生日色は、秋の残照に映える紅葉の、燃えるような赤 「もみじ」は「揉み出ず」(もみいず)が変化したものだそうです。 色が、もみ出されるという意味です。 植物分類上では、すべて、カエデ科の植物で、モミジ科の植物と言うのは ないそうです。 夜の冷え込みが厳しくて、日中との寒... 続きをみる

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  • 大器晩成(たいきばんせい)

    完成しない器作り ~大方は隅なし。待機は晩成す。大昔は声稀なり。大象は形無し 道は隠れて名無し~(老子) (大きな四角形は、角がないように見える。大きな器は、なかなか完成しない 大きな音は、その響きが聞き取れず、大きな形は、形としては見えない 全ての道は人間の認識を見えたところにあるのだ) 大変奥... 続きをみる

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  • 二日月 (ふつかつき)

    今日から満ちていく 旧暦は新月から始まります。 そして一日明けると、暦より細い二日月が、夕方のほんの短い時間だけ 見られることを思います。 そして翌日の三日目の月が三日月です。弓なりの月は何でも三日月では ないのですね。 ほとんど月の姿を見ることができない新月から満月の十五夜へ 日に日に満ちていく... 続きをみる

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  • 錨星(いかりぼし)

    忘れられた名前 Wの形を、舟の錨にみたてたカシオペア座の和名です 他にも山形星(逆さになった時のMの形を山形にみたてたもの)、 弓星(曲線で結ぶと、弓の形になるので)、蝶子星(ちょうちょに見たてたもの)、 角違いの星などがあります。 カシオペアは、ギリシャ神話で、アンドロメザの母でもあるエチオピア... 続きをみる

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  • 掌(たなごころ)

    手のひらの中にあるもの 手の平のことで、もともとは「手の心」だったそうです。 手の中心という意味ですが、実際、手の平と心は深い結びつきがあります 手と手を握り合えば、心が通じたような気がしますし、 緊張している時は手に汗をかきます。 怒りに震える時は、手をギュっと握りしめていることでしょう。 もっ... 続きをみる

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  • 大切なものは目に見えない

    自分でさえ、汚い、みにくいと嫌い、隠していた傷口を 「みせてごらん」 と自分の手に取り、薬をぬり、うみを取り 包帯を巻いてくれる人を 自分の身近に持つ人は幸せである。 こうしてはじめて、私たちは、 自分のみにくさを見つめる勇気を獲ることができる。 愛してくれる人とは、そういう人である。 ほれぼれす... 続きをみる

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  • 神渡し (かみわたし)

    陰暦の10月、陽暦の11月に吹く西風のこと。 陰暦10月は「神無月」と呼ばれ、 諸国の神が出雲にでかけます この神を送る風という意味です。 冬の到来を予感させる冷たい風です。 ****************** 本日は寒かったですね。 急な気温の差に負けない、体調管理をお願いしますね(#^.^#)

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  • 時雨心地 (しぐれごこち)

    ひと時の雨   春時雨、夏時雨、秋時雨と言う言葉もありますが、単に時雨といえば、 冬の降ったりやんだりする通り雨のことをいいます。 風情のなる雨として、大変好まれてきたようです 蝉時雨、虫時雨、木の葉時雨、落葉時雨、 雪時雨・・・ それぞれひとしきり降りそそぐ時に使われます。 そして、涙の時にも・... 続きをみる

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  • ベイマックスの名言

    心と体のメディカルパートナー いちど、抱きしめてみてください 癒しがぐっとやってきます 映画にて ベイマックスが最後の言葉です。 わたしはベイマックス。 あなたと数えきれないほど出会い、 そして別れを経験しました。 そして私はまたこう言うのです。 「 はじめまして。 」

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  • 御伽噺(おとぎばなし)

    夢に入る前の語らい 御伽とは、身分の高い人の寝床に入って、お相手をすることでした。 お相手と言ってもいろいろありますが・・。 そして、やがて、重要視されていったのが、お話のお相手でした。 戦国時代以降になると、御伽衆といわれる職ができます。これは、ほとんど男性です。 彼らは、諸国の情報を伝えたり、... 続きをみる

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  • 忘れ音 

    最後の一匹 季節を過ぎて泣く虫の音のことを忘れ音といいます ~~きりぎりす 忘れ音に啼く 炬燵哉 ~ (芭蕉) 昔は、蟋蟀(こおろぎ)のことを、螽斯(きりぎりす)、螽斯のことを 機織(はたおり)と呼びました。そして鳴く虫の総称として きりぎりすといっていたようです 蟋蟀も螽斯も、語源は鳴き声からだ... 続きをみる

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  • 信じることの意味

    人を信じるって気持ちはどんなのだろうって思いますか? 私はこの 「恋文」の中にある言葉が好きです ELT concert tour 06-07(5) 「例えばぼくのためといった嘘なら ぼくとってそれは本当で・・・・」 この言葉が私の礎になっている今 これはお友達に対しても同じなんです。 揺るがない... 続きをみる

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  • 幸せとは

    コロコロと 揺れ動かさない心 心があちこちにブレると 目の前の幸せが目減りする 心をその瞬間に集中させるほど 同じ日常から得られる幸せや 満足感が何倍にも増えていくのです。 心理学を学んだお坊さんの 幸せに満たされる練習 永岡書店 2016-06-15 本

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  • やさしく・・・

    優しい雨 愛して❤

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  • 初心(ういこころ)

    いつも生まれたて   「しょしん」と読めば、はじめに思い立った決心のことです。 「うぶ」と読めば、世間ずれしいないこと。そして、「ういごころ」と読めば、 けがれのない心のことをいいます。 「うい」や「うぶ」の語源は、どちらも「生み」、「産む」、命の誕生に 由来する言葉なのです。 実際に生まれること... 続きをみる

  • 天衣無縫(てんいむほう)

    天女の衣のように 天女の衣には縫い目がないのだそうです そのことから、技巧を凝らさなくても、そのままで完成されたような作品を 天衣無縫と呼ぶようになりました 天才的な芸術家の作品が、そうですね 麻雀にも、天衣無縫と言う役があるそうですね。配られたとき、 何もしなくても、そろっている手のことだそうで... 続きをみる

  • 手にかけた思い入れ

    昔の食事は、ひとり分のお料理が御膳にのって出てきました その中に塩が盛られた小さなお皿があって その塩で、めいめい味加減をして、食べていたのだそうです。 それが手塩です。 手ずから世話をすると言う意味で、「手塩をかける」といいますが、 これが由来でした。 今でも、小皿のことを「おてしょ」と言うかた... 続きをみる

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  • 金字塔 (きんじとう)

    きらりと光る一文字 金字塔の「金」の字、何かに似ていると思いませんか? 実は、中国語で、ピラミッドのことを金字塔というのだそうです そういえば、「金」という字のように、先がとがって、 左右対称になっていますね。 「永く後世に伝えられるような、不滅の業績 」 という意味でこの言葉を使いはじめたのは、... 続きをみる

  • 山茶花 (さざんか)

    やさしさの秘密 漢字をそのまま読めば「さんさか」なのに、「さざんか」? これは、倒置現象と呼ばれるものです。 「新しい(あたらしい)」は、もともとは、「あらたしい」でした。 「舌鼓(したつづみ)」も「したづつみ」と、間違えやすいですね 言いにくい言葉は変わっていくのです さざんかの場合、もうひとつ... 続きをみる

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  • 永久 (とこしえ)

    世界平和記念日に 「永久」という感じを当てましたが、「常しえ」「長しえ」とも書きます 「永久(えいきゅう)は、長く久しい、つまり、果てしなく続くことをいいます 「とこしえ」も、同じですが、そこに、不変という意味が強調されているような 気がします。「常しえ」は、変わらないという意味の形容詞。それに、... 続きをみる

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  • 嫉妬 = 不信感

    私が書くものすべてですが 主観であって、みなさまに当てはまるかとどうかというと わからないので、くれぐれもご自分のお考えを尊重してくださいませね。 で、ここで 「 やきもち 」について 私はあまりこれがなくなっていました。 若いころはそれは激しかったですが・・・・ で、最近、いろんなことがあってそ... 続きをみる

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  • 開いた1ページより

    ユダヤの古いことわざ  他人よりすぐれようと思うな  他人よりちがった人間になれ

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  • 三拍子

    今日もリズミカルに 音楽用語の三拍子の方を思い浮かべる方が、多いかも知れませんね。 1,2,3,1,2,3・・・と、三拍を単位にしたリズムのことです でも、ここでいう「拍子」は、能楽用語で楽器のことです。 能のお囃子は、笛、小鼓、太鼓、太鼓で演奏され、この四つの楽器がそろうことを 四拍子というので... 続きをみる

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  • 私の孤独

    人はさびしいって思う生き物だと思うのですが それはまたお話をする時を作るとして 私が恐れを覚える寂しさは 大勢の人の中にいて、 「だれも信じられる人が居ない時」 これがいちばんさびしく空しいときです。 もちろん、この人って思っていた人が そうでないときの心もいたたまれませんが 隣に居る人の気持ちが... 続きをみる

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  • この言葉が大好きです

    年前の本をひっぱりだして読んでいました そこでやっぱりこの言葉が好きっていうのを、投稿しようと思います 「 天が下のすべてのことには季節があり すべてのわざには時がある 生まるるに時があり 死ぬるに時があり、 植えるに時があり 植えたものを抜くに時がある 」     伝道   「 神のなされること... 続きをみる

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  • 日を数えていただけのころ 明治5年(1972年)の今日、太陽暦を採用することが発評されたそうです そして、この年の12月3日が、明治6年1月1日になりました。 それまで使われていた暦は、月の手記を基本にする太陽暦に、季節との誤差が 出ないように閏月を入れたりして、工夫を加えていたもので、正確には ... 続きをみる

  • 優しい VS 思いやり

    もう20年くらい前になりますか 私がよく問いかけをした問題があります 目が御不自由なおばあさんが道を歩いていました。 その行方に大きな石が転がっていて危険です あなたはどのような対応をとりますか?? 考えられること 1. 無視する 2. おばあさんにお声をかえ道を誘導する 3. その石を除け、おば... 続きをみる

  • 捨て色

    なくてはならない色 「捨て色」とは色彩学の用語で、ある色をひときわ鮮やかに見せたり より効果的に 印象付けるために使う、目立たない色の事です。 ベーシックカラーと行ったほうがわかりやすいでしょうか。すべての 色が、自己主張をしていては、お互いの良さを消してしまいます。 どんな世界でも、それぞれの性... 続きをみる

  • 愛しいあなたへ

     素敵にかわってゆくあなたを見ている私。  すこしずつだけど、無理が当たり前になってきた笑顔  きっと、人と直接話すことが苦手な人だったのかなって思うけど、  でも、誰とでも話せるようにしているあなたがかっこいいって思った。  それが、ぎこちなくてもそれがとっても魅力的に見える。  それは、誰とで... 続きをみる

  • 木枯らし(こがらし)

    冬の使者の訪れ 秋の終わりから、冬の初めにかけて吹く強い風のことで 木を枯らしてしまう風という意味です また、「木嵐(こあらし)」が語源だという説もあります 「嵐」の語源は「荒し」。 「し」は風を意味する古語ですから、荒い風という意味です でも、中国では「嵐」という意味は、山にただよう気配のことで... 続きをみる

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  • 枯尾花 (かれおばな)

    枯れ際の華やかさ 尾花とは薄(すすき)のことです。 秋の七草のひとつにも、数えられ「美章」「真章」とも呼ばれました。 薄の語源は、すくすく生い立つことから、笹に通じる寸(き)(特別な 長さの供物)など、いろいろあります。 一方の「尾花」の語源は簡単。 動物の尾に似ているからです 薄は、日本の秋の風... 続きをみる

  • 「 木守柿 」キモリガキ

    天への捧げもの 柿は、収穫するとき、すべてとってしまわないで 木の先端のほうに少しだけ残しておく風習があります。 地方によって、残す数はひとつだけだったり、数個だったりするようですが 日本各地に残る風習のようです 理由も鳥にあげるため、未来の農作を祈め、神(自然)に捧げるためなど さまざまです 残... 続きをみる

  • 運命も意志しだい!

    「 運命 」って言葉ってこんなに思わない? 変えることが出来ないもの・・・!だったり そうなってゆくものって・・・ でもね、運命ってこれまで自分が辿った過去によって出来上がった流れ。 確かに、生まれた時とか育ってゆく環境はそうなっていくしかない時もあるね でも、基本的には今までの自分が創ってきた流... 続きをみる