いきてるだけでまるもうけ
甲斐の語源は、「代う」の運用形「かい」が、名詞なったものです。
「何かと引き換えにする値打ちがある」ということで、漢字は当て字です。
人は、心の中のバランスをとって生きています。自分が取った行動と、その見返りとの
つりあいがとれているかどうかを、無意識のうちにいつも考えているそうです。
自分の方が割りに合わないと感じた時、「甲斐がない」ということになるのですね。
ただ、労力も、見返りも、目に見えないものであることが多いものです。
だから、比べ方は、人それぞれで違ってきます。
生きているだけで、甲斐はまわりにあふれていると思いませんか?
甲斐を見つけるのが上手な人、甲斐にたくさん気付ける人こそ、
いつも、生きがいを感じて生きていけるひとなのでしょうね。
*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*☆*――*