どんでん返し

不自由の逆転劇


歌舞伎の舞台演出のひとつで、正しくは龕灯返し(がんとう)といいます。


江戸時代に考え出されたとは思えないほど大がかりな舞台装置です。


大道具ごと、それも、たいてい人がのったまま、背景が後ろに九十度倒れる


ように回転していき、それにつれて底の部分が垂直に立って、次の新しい


背景になるという仕掛けです。


大きな山場ですから、「ドーン、デーン、ドーン、デーン」と、鉦や太鼓の


派手な鳴り物が入ります。ここからどんでん返しと呼ばれるようになりました。


限られた条件の中で、何かをしようと工夫した結果、こんなにすごい装置まで


編み出すことができたのですね。


奇跡も、限られた条件の中だからこそ、生まれるのかもしれません。


不自由さを感じたら、チャンスです。


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本日はここまで


では、オヤスミ( ̄ー ̄*)qq(゚ー゚;)オツカレサマデース


愛している❤