奥の手

誰でも持っている


とっておきの最後の手段。みなさん、お持ちですか


「これがあったら苦労しないよ」とおっしゃる方も、「実は・・・」とにんまり


する方も、本当は誰でも持っています。そう奥の手とは左手のことでした。


昔は、左を尊重していたので、左手のことも奥の手と呼んだのだそうです。


中国の影響だそうですが、中国も時代によって左を重んじたり、右を重んじたり


していたようで、「左遷」は右を重んじていた時代のことだそうです。


たいていの人が普段使うのが右手。そして、とっておきの手を奥の手というように


なったのですね。


困ったときには、奥の手がある。そう思っていると、心強いものです。


実際、秘策はどこかではなく、きっと、あなたの中にあるのでは


ないでしょうか。