初心(ういこころ)

いつも生まれたて  


「しょしん」と読めば、はじめに思い立った決心のことです。


「うぶ」と読めば、世間ずれしいないこと。そして、「ういごころ」と読めば、


けがれのない心のことをいいます。


「うい」や「うぶ」の語源は、どちらも「生み」、「産む」、命の誕生に


由来する言葉なのです。


実際に生まれることは、誰でも一生に一度ですが、私たちの細胞は、日々生まれ変わって


いるといいます。


人は毎日、ささやかな生まれ変わりを、繰り返しています。


生まれたばかりのような、まっさらな心で見れば、見えなかったもの、


見失っていたものが、見えるかもしれません。


「初心忘れべからず」ですが、初心も失いたくないですね。